シンプルな構造で、地震の揺れに強い。それが「レンズダンパー」です。

この度の令和6年能登半島地震により、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。また、被災された皆様の生活が一日も早く復興することをお祈り申し上げます。

レンズダンパーとはABOUT

レンズダンパーは、一枚の板材中央部の両面に、凹面型のレンズ状の加工を施した鋼材系ダンパーです。 板材は、普通鋼に比べて伸び性能に優れた低降伏点鋼材(LY材)を用いることで、板材の変形性能を高めています。 板材に凹面加工することと材料特性の相乗的な効果によりレンズダンパーは、地震で生じる建物への被害を効率的に抑えることが可能です。

中・小規模地震では、レンズダンパーに生じる損傷はほぼ無いため、交換の必要性は基本的にありません。大規模地震でレンズダンパーに損傷が生じた場合でも、高力ボルト接続のため交換が容易です。また、日常的なメンテナンスの必要はないため、設置後のランニングコストはほとんどありません。

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TOPICSお知らせ

  1. 新材料を用いた「レンズダンパー®」の構造性能評価の取得
  2. レンズダンパーの納入実績は新築8件、改修4件となりました。
  3. レンズダンパーは、低降伏点鋼材を用いた鋼材系のダンパーです。溶接を伴わないシンプルな構造であり、万が一の震災に備え、お手軽な新製品を開発しました。新しい耐震補強の手法をご提案します。
  4. レンズダンパーは、断面中央部の両面を凹レンズ状に削り取っている点に特徴があります。中央部を削り取ったことで、局所的に生じるひずみがレンズダンパー全体に平均化され、ひずみと応力の集中を緩和しています。 その結果、より多くのエネルギーを吸収することができるのです。
  5. レンズダンパーに鉄(Fe)マンガン(Mn)ケイ素(Si)の新合金であるFMS合金を採用しました。

当協議会について

レンズダンパー推進協議会は、大切な窓をさえぎらない制震システム「レンズダンパー」を広く普及する団体です。

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レンズダンパーに関するお問い合わせは、こちらで受付しております。

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