当協議会について
設立趣意PURPOSE
建物を振動させる要因は地震を中心に、風、交通振動など多岐にわたります。
その中において、私たちは建物の振動の要因を地震動に特定し、大地震による建物被害を最小限に抑え、建物利用者、居住者の不快感・不安感を取り除き、かつ、人命と財産を被害から守り保全することこそ最重要課題と捉えております。それとともに、建物の揺れを制御し、耐震性を向上させ地震に対する建物の実力を引き上げることによって、建物に住み、生活する居住者の心理的影響を改善し、快適な生活を確保し、地震被災後も継続して使用できることに大きく寄与することを使命と考えております。
建物の振動を制御する方法はいくつもございますが、建物に減衰装置を付加することによる制震構法は非常に有効な方法として位置付けられます。使用される減衰装置も多くありますが、非常にコストパフォーマンスが高いものとして“低降伏点鋼”があげられます。
“低降伏点鋼”を用いた他の制震装置同様に装置の交換は必要となるものの、独自のパネル形状を開発することにより耐久性を向上したものが“レンズダンパー”です。
当協議会の目的と活動内容ACTIVITY
目的
私たちは、商品開発・製造・販売・設計・施工を一貫して推進出来る企業を中心に「レンズダンパー推進協議会」を設立し、レンズダンパーの優位性を広く社会に示すと共に利用促進に努め、建物保有者、利用者、居住者等への安全安心を提供し、社会の発展に寄与することを目的としております。
活動内容
- 1) 技術の研究と開発
- 2) 営業情報の交流
- 3) 技術の活用普及